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第34話 ◇車がほしい

ผู้เขียน: 設樂理沙
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-04-13 00:37:29

34.

 私と西島さんが畑でバッティングすることは最初の頃は

約束している日以外はあまりなかった。

 育ててる野菜の種類も量も全然違っているし、お互いの勤務時間も

違ってるから当たり前といえば当たり前なんだけど。

 でも仲良くなるにつれて、私の方が西島さんの畑に来る時間帯を

聞いて、30分でも20分でも畑で会えるように時間調整するようになった。

 他にも畑をしている人はいるようだけど、案外その他の人たちにも

ほとんど会わないのだ。

 独りがいい時もあるけど、いつもひとりはちょっと寂しいので

そうするようになった。

 もっぱらしゃべり倒しているのは私だ。

 西島さんは私のどんなつまらない話かけにも

相槌をくれたり、返事をくれるので話やすい。

 時々、うざいBABAぁ~だなんて思われてたらどーしようって

思わなくもないけれど。

だってねぇ~。

 家に帰れば独りなんだしぃ……って、コウがいるから

ボッチじゃないし、コウとの時間もなかなかまったりできて

素敵な時間ではあるんだけれどもね。

 しかしぃ、コウは話ができんからね。

まっ、話せないからそこがいいっていうのもあって……

とかなんとか、、グタグタに自分勝手な妄想を呟いてみる。

 先日畑の近くで仔猫を拾ったのでコウと仔猫のミーミを

畑に一緒に連れて来ることもあるし、2匹でお留守番させる

こともある。

 やっぱり一匹でのお留守番は可哀想に思うけど、2匹だと

残して出かける方も何か安心して出掛けられるのだ。

 ミーミは畑に来ると西島さんにすごく甘える。

 男の人が好きなのか、はたまた、西島さんだからなのか。

 聞けるといいのだけれど。

 畑は西島さんの家のすぐ側にある。

 私の家からは徒歩で12~3分かかる。

 借りている畑の使用料は一円も受け取っていただけてないので

時々、おかずをタッパーに入れて差し入れすることにしている。

 私は大抵、自転車で畑まで行ってる。

 車もほしいけど、もう少しここでの生活に馴染んでからと

思ってる。雨の日が大変だからねえ~。

 キャンプ場での仕事場まで雨の日はカッパ着用で通ってる。

 この年になってカッパ着て自転車に乗る日がこようとは。

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    45. まず母について、 私の子供時代の記憶の中で母はいつも怖い存在として 認識されている。 理不尽なことをされることがよくあった。 怒られているわたし。  泣いているわたし。  悲しい想いをしているわたし。  ちっぽけな私の意見が尊重されることなど皆無だった。 母は、忙し過ぎていつも疲れていて、小さな子供の気持ちに 添うということなどとんと考えもつかなかったみたいだし そんな思い遣りを持つほど、余裕もなかったのだろう。      けれど、この私の気持ちを尊重しない態度は、私が 成人してからも続いた。 その横暴振りは適齢期に入ると更にヒートアップしていった。  年の離れた長姉(ちょうし) 父親の自営の仕事がなかなか軌道に乗らず、長年 貧困時代が続き、勉強がよくできたのに大学進学を諦め 就職を選んだ姉。 孝行娘だった姉は、両親が頼りにできる娘であり、相談相手 にもなりうる大切な娘だった。  そんな姉が母から怒られたりしているのを見たことがない。    姉は幼少の頃より長い間、子供時代を遠い田舎にひとりで 住まわされていた。(近所に親戚多数----見守り有)  田舎にあった持ち家にひとりで住んでいたのは小学生に なってから。  それまでは(2~3才頃から小学校に上がるまでの間)親戚の 人の家で世話になっていたようだ。  ちょっと普通では考えられない境遇で、親は親なりに いろいろと事情があったかと思うけれど、どうにかならなかった のか、と思ってしまう。 年の離れていた私は両親とずっと一緒で離れて暮らしたことはない。   反して長姉は結局中学卒業するまで田舎で独り暮らし 私たちの暮らす街にやって来たのは高校入学と同時だった。  姉が家族と一緒に暮らしたのは結局高校時代の3年間だけである。 そんな姉は就職と共に家を出た。 ということで、私が長姉と暮らしたのは3年間のみ。  親だってほぼ同じようなもの。  なので親としては、姉に対する遠慮もしくは、後ろめたさ みたいなモノがあったんじゃないかと思う。 姉はとっても親孝行な娘だ。  田舎にひとり取り残されていた愚痴も聞いたことがない。  だが、私には昔から意地悪で厳しい。  ちっぽけな取るに足らない存在として扱われ続けている。

  • 『願わくば……』   第44話 ◇夫の杞憂?

    44.  妻の居る町へ行って来た。  妻が、旅に出ます、のひと言を残して家を出て行ってから 2か月。  どう考えても旅にしては長過ぎる。 だが、当初はいうほど心配していなかった。 初めて出た長旅に堪能したら、帰って来るだろうくらいにしか 考えていなかった。 だが姉から自分の今までの行いを鑑みたら、葵は帰って 来ないつもりで出て行ったのではないかと、叱責され ここで初めてもうこのまま家族の暮らすこの家に戻って 来ないんじゃないか、途中で連絡もなくなり姿を消して しまうんじゃないか、妻を見るまではそんな不安にばかりに 襲われた。 怖怖(こわごわ)、いつ帰って来るのかと何度かメールを 打った。 しばらく、滞在してみたい場所が決まったからと、やっと 居場所の連絡があり、矢も盾もたまらず葵のもとへ会いに行った。 彼女からは、ずっとこのまま帰らない、の言葉はなかった。  もうしばらくここの暮らしがしたいと言われて、少し 不安が払拭された気分だ。  自分の考え過ぎだったかと。 仕事のこともあるので、今すぐというわけにもいかないが 自分が先で妻の暮らす町に行き一緒に暮らすという選択も 考えてみることにした。      そう思えるほど、自然に囲まれた静かで美しい町だった。             ◇ ◇ ◇ ◇ ずーっと、夫に裏切られ続けてきた私は、人を信じられなくて どこか壊れてしまったのだろうか?  どうしてこんなにもコウに気持ちを持っていかれて しまったのだろう。 その理由を考察してみた。  ずばり、人間不信が根底にあるように思う。  どーして今まで気付かずにいたのだろう。  年を重ねる毎にどんどん私は周りの人間に不信感を募らせて いったというのに。      

  • 『願わくば……』   第43話 ◇生かされていることに感謝

    43.  この日は西島さんより先に畑から引き揚げ、じゃがいもと 人参をふんだんに使った、すでに作り置きをしていた おいしいクリームシチューを19時頃に西島さんの家に 届けた。 ウインナーとサラダも付けて。  畑を貸してもらってるお礼に、時々こんなふうに差し入れしている。 今回はたくさん作れたのでキャンプ場の経営者の沙織さんの ところにも届けてきた。    「うぎゃぁ~、一品増えてうれしやぁ~」と沙織さんが喜んでくれた。 私がこの地に来たのは、年が明けて人々の生活が正月気分から 抜けた頃、今から2か月前のこと。 息子たちがまだ小さかった頃から、いつか、きっといつか 自分の本当に幸せを探すために、住んでいる街から……夫の家から…… 出て行こうと考えてきた。  旅に出ると言って家を出たのには理由があった。 50才になりアラ還目前の女がひとりで生きていくというのは 長年計画してきたこととはいえやっぱり限りなく不安なものだ。  万が一、新天地で上手くいかなかった場合は、ひとまず次の chanceを待つこととし、速やかに撤退して家に戻ろうと 画策していからだ。  ズルいかもしれないが、行き当たりばったりだけでは 幸せになどなれない。時には打算も必要なのだ。     いろんな種類の木々が連なり、多種多様な季節毎の草花が 咲き乱れている桃源郷のような山の麓の暮らしは、どうして もっと早くここを知らなかったのだろうと思わせるほど 魅力的なものだ。 毎日不自由な身体で、それでも歩き周囲の草花を堪能するコウ 家に居る時いつも仔猫のミーミのお守りをしながら、私の傍らに 居てくれるコウ。大好きだよ!               毎日、毎夜コウの何ともいえない深みのある瞳と顔を見る度 私は涙する。生きてることに……生かされていることに……より一層感謝する。 コウは私にとって偉大な存在。私は本当にコウに恋してしまった。 バカバカしいと思われようと、恋しちゃったのだ。自分でも自分がおかしくなって、いつかこの今の恋する気持ちは 失われて普通にペットとして好きなだけの気持ちに落ち着くのかも しれないと思いつつ、とにかく今は恋しく想う気持ちを止められない。  そして恋する対象に出会えた私は今、とても幸せだ。

  • 『願わくば……』   第42話 ◇健康法を聞く

    42.  西島さんから言われて、ふと考えてみた。  夫が寂しくてここに来る?  そして、私とここで暮らす?  まず第1に寂しがったりするまい。 巷に相手をしてくれる女がわんさかいるしね~! 『……って、西島さんは知らないからね~』 あの派手なヤリチン男がこんな過疎ってる何ぁ~んにも 娯楽のない、ジイちゃんバアちゃんが多く棲息している 所に来るとは200%ないないっ。  そんなやこんな、胸の中で考えていたら可笑しくなった。                  私の頭の中を知ったら、普通の結婚生活を送り普通の良識に 基づいて暮らしてきた西島さんは、仰天することだろう。                私の夫は普通じゃないので、その妻の私も普通の反応ではないの じゃぁ~。  そんなふうにいろいろ西島さんとのやり取りで疲れてきたので 話題を変えてみた。 『私、知り合いに医師がいてすごくLuckyって思っているんです。  何かあっても、すぐに相談できる人が身近にいるってすごいこと だなって思って。安心感が半端ないわぁ~ン』  ちょっと、勢い余ってタメ口になった。 「コホンっ、葵さん、頼りにされるのはやぶさかではないですが 僕は小児科医です……。」  『子供も大人も同じ構造をした人間ですから、大丈夫ですってば 信頼してますからぁ。頼りにしてまぁ~す』     「参ったなぁ~。まぁ、普通の人より少しはお役にたてるかも しれませんね。だけど、健康に良い献立での食事、ストレッチに 適度な運動を心掛けて、病気しないのが何よりです。 認知症予防には食物繊維+たんばく質を毎日しっかり取することも 大切なんですよ。  あ~、それと血管の老化を防ぐ事もね。  この血管の老化を防ぐには食事+運動+睡眠が大切で、 血液サラサラに するのには玉葱がいいです。 後、これから老いを迎える僕たちにすごく必要なことになってきますが。 先で寝たきりにならないためには全身を支える大黒柱の大腰筋 《だいようきん》を鍛えることが大切で、死ぬまで元気に歩けるか どうかは大腰筋を衰えさせて細くさせないことが大切です。たんぱく質が不足すると筋力が低下してくるので運動と共に 摂取が欠かせませんね。 葵さんは心配しなくても、食事面は大丈夫そうだ

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